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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2011年02月27日

今年初の液肥(花工場)散布

■本日の作業
・西洋芝
液肥散布(花工場原液500倍 2L/m2)散布

・畑
PH測定

散水も兼ねて、今年初めての液肥散布を行いました。
今日も気温は10度前後まで上昇し、外で遊んでもそれほど寒くない一日でした。
なんとなく芝も元気になってきているような。。。気のせいかなface05

ただ、花粉が飛んでいるようで、ついにくしゃみが出始めましたface18



なんとなく色がよくなってきているような気もします。。



畑の土でpH測定を行いました。
土が酸性だったら苦土石灰をまくよていでしたが、pH7.0くらいのようですので、今年はこのまま野菜を植えようと思います。



イチゴ畑の寒冷沙を取り除きました。
まだ霜の心配もありますが、少しずつ無くなってくることを期待。
時間があれば、マルチもする予定です。  


Posted by トラベルキャンパー at 19:53Comments(2)

2011年02月20日

グラステン水和剤

■本日の作業
・西洋芝
グラステン水和剤(300倍) 1L/m2

・畑
オルトラン粒剤(適当量)

だいぶ日が長くなってきましたが、朝晩はまだ氷点下です。

昨日よせた芝の上の雪が今日の天気で大分なくなりましたので、午後くらいに久しぶりに殺菌剤を散布しました。
よくみると、スポット的に腐ったようなダメージを受けており、はたして大丈夫かどうか心配です。
これから温度もあがってくればスプリングフラッシュとともに病斑が消えてくれることを祈っています。  


Posted by トラベルキャンパー at 20:18Comments(0)

2011年02月19日

雪どけ

気温も上がってだいぶ雪がとけてきたので、寄せてみることにしました。
なんか久しぶりに庭に入ったような気がします。


はじめはこんな感じ。
以前よりはだいぶ減ってきました。


角度が違いますが雪を有る程度寄せた状態です。
まだ少し残っていますが、あとは自然に任せます。


雪の下には吹きさらしの部分よりは明らかに緑の芝がありました。
ただ、先日降った雨の影響か、思ったより濡れている状態で、一部色が悪くなっているのが心配です。
明日可能ならフザリウム対策で殺菌剤を散布しようかと思っています。  


Posted by トラベルキャンパー at 22:15Comments(0)

2011年02月17日

バンデラの管理プラン

芝生の管理についてまとめてみました。

■種の選定、準備について
西洋芝を植えるにあたって、品種については3ヶ月くらい迷いに迷いました。ここで何を植えるかでその後の芝生ライフ?が大きく変わってしまうという確信がありましたので、場合によっては来シーズンになってもいいから慎重に選ぼうと思っていました。特に夏を越せるかが大きなキーポイントです。

西洋芝は暑さに弱いというのは予め知っていました。比較的暑さに強いとされるケンタッキーブルーグラスの中でもさらに品種がいろいろあり、アワードなどはそのなかでも比較的耐暑性が強いというのも調べていくとわかりました。ただ、調べていくとその違いは微妙な差であり(原典をみると比較条件にも左右されるくらいの微妙な差です)、当たり前ですが、高麗のような夏芝とは比較にならない差です。なんとかもっと耐暑性の強い品種を、と探していたところ、Azbioさんのバンデラをみつけて、これだ!と思いました。

チャレンジファーム(Azbio)さんのサイトには、「バンデラは耐暑性、耐旱魃性に優れたテキサス・ブルーグラスと、芝質に優れ、葉色の美しいケンタッキー・ブルーグラスを交配させたハイブリッド種子です。高耐暑性ハイブリット種のバンデラは、家庭園芸家、芝生栽培者、スポーツターフに向いています。広範囲に広がる活発ライゾーム(地下茎)を有し、ストレス後の回復に非常に優れています。」と記載されています。

ハイブリッド種というのは、遺伝子組み換え技術でDNAをハイブリッドさせて、双方の長所を引き出す方法で、いわゆる遺伝子組み換え農産物や花などは出回っているのですが、芝では非常に珍しいと思います。ちなみにバンデラはハイブリッド単一種ですので、よくホームセンター等で売っている3種混合播種などのミックス種とは根本的に異なります。

ところで、ベントグラスも考えました。グリーンをつくってパッティングの練習ができるのはとっても魅力的です。単純に耐暑性という点では、ベントグラスの一部の品種はケンタッキーブルーグラスより優れています。ただ、ベントグラスは葉が繊細で、低刈りを要求することと、病気に弱いため管理密度が非常に高い点からやはり却下しました。

ということで、バンデラの単一種で行くことにしました。

撒く時期は秋を選びました。完成していないターフを夏の暑さにさらすよりはだんだんと適温になっていく初秋が播種には最もいい時期と思います。

芝床についてもこだわりました。

芝の種類に関係なく、最も大事なのは水はけです。
これは高麗芝を育てていた経験からはっきりわかりました。メインの庭の高麗は数年たってどんどん裸地化していきましたが、土手の斜面の高麗は非常に良い状態でした。土は同じです。この違いは単純に水はけの違いと思います。

水はけが悪ければ、床土にどんないい堆肥を混合しても、殺菌剤を使っても、また高麗であろうが西洋芝であろうが毎年確実に裸地化していきます。(西洋芝の場合には夏に病気になると思います)

造成業者の方に見てもらったところ、元々の土は粘土質で、水はほとんどしみていかないそうです。(実際には庭を作る際に、山砂を10センチくらい敷いてもらっていました)
そこで、庭を改良する際に、暗渠排水の設置と共に、表面にも少し傾斜をつけてもらいました。おかげで豪雨でも以前はすぐに出来ていた水たまりはできなくなりました。
床土は暗渠の上から山砂を30センチくらい新たにいれてもらいました。

結果としてはうまくいっているように思います。

■管理について

西洋芝の管理は時期により施肥、殺菌剤、殺虫剤を適切に管理する必要があるとされています。また芝刈りも頻繁に必要です。

せっせと手入れをして、緑を維持する。ある意味農家が野菜や稲を育てることに通じるところがあるように思います。収穫はありませんけどね。そこが西洋芝のおもしろい点であり、マニアック?な人間を引きつけるところかと思います。


■施肥について

施肥は成長しているときに行います。
成長しない時期(夏、冬)の施肥は芝にとって悪いことはあってもいいことはないようです。

・通常期(3月~7月、9月~11月)

尿素2g/m2+花工場250倍+木酢液500倍
芝肥料250倍+アルギンゴールドエキス5000倍
上記をそれぞれ週に1回(希釈倍率等については適宜変更しながら)程度を目安にルーチンで施します。


・特に成長の著しい4,5月、10,11月については

固形肥料
化成肥料 (10-10-10として) 20g/m2
有機肥料 35g/m2
を3週おき程度を目安に施します。
固形肥料を施した後は液肥は1回休みあるいは減量します。

固形肥料はどうしても肥料焼けがこわいので、少なめが良いかと思っています。その分、液肥を頻繁に施します。


■殺菌剤

殺菌剤は大きくピシウム菌に対して効果のあるタイプ(以下ピシウム系)とそれ以外の多くの菌(ダラースポット等)に対して効果のあるタイプ(以下マルチ系)に分けられます。当初知識がなかったため一般の農耕地用の殺菌剤を使用していましたが、芝用殺菌剤にもかなり種類があることがわかり、現在はそちらを使用するようにつとめています。

芝用殺菌剤のメリットは
・使用量が芝の事を考えて作られているのでわかりやすい
・西洋芝(特にベント)が対象なので、薬害の心配が少ない
・2種類程度の薬剤を混合している製品が多いので効率がよい(耐性菌の心配が少ない?)

一方デメリットは全体に高価である事でしょうか。

殺菌剤は耐性菌の問題がありますので、同一の成分を含む薬剤を連用しないことが推奨されています。ですので、複数の殺菌剤をうまくローテートして運用していく必要があります。

・殺菌剤の施用方法
殺菌剤の施用方法には、予防散布と治療目的散布があるとされています。

特にピシウムについては高温多湿の環境ではあっという間に広がってしまいますので、予防的散布が必要とされています。

ピシウムは藻の繁殖とともに起こってくるようで、最近では藻の除草剤とピシウム系薬剤を混合した薬剤が販売されています。特に春~梅雨時期にかけて、これら混合剤を散布するのが重要なようです。

季節毎の散布方法
○春(3月~梅雨前まで)
ピシウム系、マルチ系 交互に1週間毎(低温の場合は2週毎)

○梅雨~夏(8月末まで)
この時期が大事です。
特に雨が続いているときや熱帯夜の後は要注意です。

マルチ系とピシウム系を混合して週に1回
ピシウム系については、2011年の夏はゴーレット→タチガレエース→パンソイル→プロテクメートの順番に毎週ローテーションしました
キノコが生えるようであれば(フェアリーリング病)サプロールを散布します。

○秋(9月~11月)
ピシウム系、マルチ系 交互に1週間毎(11月からは2週毎)

○冬(12月~2月)
雪腐病(フザリウム)対策 2週毎くらい(実際には雪や霜のため施行できないことが多い)


■殺菌剤リスト(現在使用しているもの)

マルチ系

・グラステン水和剤(イソプロチオラン 20% フルトラニル   25%)

・トップグラスドライフロアブル(チオファネートメチル 70% )

・パッチバスター(イプロジオン 30% イミノクタジン酢酸塩 5%)

・ダコニール(TPN)

・ベンレート(ベノミル)


ピシウム系

・ゴーレット水和剤(ホセチル 25% ポリカーバメート 50%)

・パンソイル乳剤

・タチガレエース(ヒドロキシイソキサゾール・メタラキシル液剤)


■殺虫剤

芝生に限らず、植物が育つ土中には虫も共存しています。本当はうまく共存してくれれば一番なのですが、悲しいかな一部芝生の根や葉に害をもたらす害虫(あくまで人間の一方的な都合ですが)がいるため、定期的に殺虫剤を散布してそれら害虫をある程度駆逐する必要があります。

殺虫剤の使用頻度ですが、3月末くらいから11月はじめくらいまで、5-9月は2週に1回くらいの使用を想定しています。ここでも殺菌剤と同様に何種類かの薬剤をローテートする必要があります。

通常は以下の様な薬剤をローテートさせて使用しています。
このうち、ダイアジノンSLゾルは長期間の効果と高い安全性をうたっているため、今年は使ってみたいと思っています。

○殺虫剤リスト
・オルトラン粒剤
・ダイアジノン粒剤
・ダイアジノンSLゾル
・フルスィング


■除草剤

芝地の雑草を減らすには、
1.芝を密にすることと、あまり丈を短くしない。つまり芝地に種が落ちても生えて来にくくすること。
2.芝の周囲に雑草があまり生えないようにする。
の2点が大事だと思います。

2については、雑草を抜くのにも限界がありますので、除草剤を利用しての管理が必要とかんじています。

除草剤には既にでてしまった雑草を枯らすもの(一般にはこちらが除草剤として認識されていると思います)と雑草の発芽を遅らせる発芽抑制剤の2つに大きく分けることができます。薬害の可能性を考えると、発芽抑制剤の使用がベターなようです。

最近の除草剤は毒性がかなり減らされてはいるようですが、それでもやはり子供達への影響は気になりますよね。そこで、可能であれば芝地への直接散布はさけて、周囲の地面が出ているところに(特に隅のほう)散布する予定です。

除草剤、特に発芽抑制剤には雑草の種類により効果が異なっており、単剤の場合、すべての雑草に効く発芽抑制剤はないと思います。一方でグリホサートなどの除草剤は一般にすべての種類の雑草に効果があります。

使用薬剤
・グラッチェ顆粒水和剤
・バナフィン顆粒水和剤


■散水について

春秋はそれほど気をつかう必要がないと思いますが、夏の散水は殺菌剤の散布とともに西洋芝管理のキーポイントのようです。

夏場の散水のポイントは
・乾燥を避ける(できれば1日1回はしっかりと散水する)
・夕方~夜の散水はなるべく避ける
・1日に数回できれば霧状の(シリンジング)散水を行う
といったところでしょうか。

つまり毎朝1回はたっぷり(うちの面積60㎡だと20分くらいでしょうか)散水し、日中の温度によって(目安として30度以上で晴れのとき)適宜シリンジングを行うといったところでしょうか。

■その他

・ドライスポット対策
うちはバンデラなのと、床土が山砂なのであまり心配は無いと思いますが、土壌浸透剤といわれる薬剤を時々散布予定です。
(ベントで床土がさらさら砂のときに起こりやすい様です)

・更新作業
年に1~2回程度(春と秋)、行うのがベストのようですが、現時点では行う予定はありません。  


Posted by トラベルキャンパー at 05:53Comments(0)

2011年02月06日

ひさしぶりに散水



 このところ少し寒気がゆるんできましたので、雪が少し溶けてきました。
雪はときどきふるものの、雨がほとんど降っていませんので、今日は久しぶりに散水しておきました。



芝は雪の下にある部分は比較的緑を保っているのですが、雪が早めに溶ける北側半分については結構黄化しています。
2月にはいり、日も長くなってきましたので、少しずつ成長してくるのを楽しみに待っています。
   
タグ :仙台西洋芝


Posted by トラベルキャンパー at 18:41Comments(0)